PROJECT
プロジェクト

2021年02月03日

シードプロジェクトについて

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う昨年の都市封鎖により、オーガニックコットンの生産量世界一のインドでは、特に小規模綿花栽培農家に深刻な影響が出ました。通常、収穫した綿花は毎年2~4月にかけてジンニング(綿繰り)工場へ持ち込まれて農家は収入を得ますが、都市封鎖によりジンニング工場が操業停止し、綿農家は収入を絶たれました。その結果、栽培のための<種子>も買えない状況となり、当社は加盟している一般財団法人PEACE BY PEACE COTTON(以下、PBP財団)を通じて、昨年6月に緊急支援を行いました。

当社は 2006 年に国際認証「GOTS(グローバル・オーガニック・テキスタイル・スタンダード)」を取得し、以前から地球環境に配慮したコットンの流通推進とインドの綿農家支援を続けており、昨年は国際認証のついたオーガニックコットンの取扱高も国内トップクラスの年間350トンを超えました。

今回のような事が二度と起こらないよう、当社は PBP 財団と共に新たなプロジェクトを立ち上げました。同じPBP財団のメンバーであり、インドで最大手のオーガニックコットン紡績メーカーであるナハール社を通じ、支援地域の綿花に種子購入の寄付金も積み上げて買い上げ、紡績したオリジナル糸(PBPヤーン)を展開しています。

透明性と持続性のある支援の仕組み

寄付金は目的を下記の2つに限定し、現地のPBP財団メンバーであるNPO、チェトナから生産者に還元します。  

①オーガニックコットンの種子を買う為の補助

②オーガニックコットンの購入の際、ケースあたり一定のプレミアム(寄付金分)を積み、PBPによる生産者支援に活用する

上記の支援を行う為、対象地域の生産者をリスト化し、支援先と支援規模の<見える化>を行います。

インドの綿花栽培農家を支援するために、より多くの企業にこのシードプロジェクトに参加してもらい、サスティナブルな社会の実現を目指します。

また、支援②に関しては、プレミアムの対価として品質向上を目的とした生産者教育を行います。

<例:綿花から夾雑物(ゴミ)を丁寧に取り除くことで、商品価値が上がり収入増加に繋がることを指導>

「現地で取れた綿を後工程までマネジメントしていく事はプロジェクト発足当初からの悲願でもありました。また、遺伝子組み換えでない種の支援をする取り組みは、有機農法にとって非常に重要な意味を持ちます。ヤギさん、ナハールさんという心強いパートナーとともに次の循環を作っていける事がとても楽しみです。」PBP財団 代表理事 葛西龍也 –

お知らせ一覧

CATEGORY

ARCHIVES

YAGI