ピースバイピースコットンプロジェクト

ABOUT
PBP COTTON
FOUNDATION

PBPコットン財団とは

PEACE BY PEACE COTTON PROJECT(以下、PBP)の活動は2008年にスタートしました。インド産のオーガニックコットンを使用したアイテムに基金をつけて販売し、現地で生産者支援を行うNPO（非営利団体）のChetna Organicを通じて、農家の有機農法への転換支援や子どもたちの就学・奨学を支援してきました。
2019年度までに約1万5000世帯の農家の有機農法への転換支援を実現し、日本での消費行動と海外の生産者支援を有機的に結びつけたこの仕組みは、日本のJICA（Japan International Cooperation Agency）など国際協力の関係者からも高い評価を受けています。

一般財団法人PBP公式サイト

YARN PROJECT & SEED PROJECT

ヤギ独自の取り組み

2018年にPBPが一般財団法人化した後、当社も参画し、理事として活動をしてきました。
当社は2006 年に国際認証「 GOTS (Global Organic Textile Standard) 」を取得し、以前から地球環境に配慮したコットンの流通推進とインドの綿農家支援を続けており、国際認証のついたオーガニックコットンの取扱高も日本国内でトップクラスの年間 350トンを超えるようになりました。

PBPの活動の中で、当社独自の「YARN PROJECT」と「SEED PROJECT」に取り組んでいます。インドの支援地域の綿花に寄付金を積んで当社が購入し、紡績したオリジナル糸（ PBP yarn）を展開、寄付金は目的をオーガニックコットンの種子を買う為と、生産者支援に絞って活用するものです。
この取り組みにより、2019年度では120万円以上の寄付金を積み立てる事が出来ました。

また、支援を行う対象地域の生産者はリスト化され、支援先と支援規模の＜見える化＞を行います。また、寄付金の対価として品質向上を目的とした生産者教育も行います。

糸・生地領域でのYARN PROJECTと、畑に遡ってのトレーサビリティ視点のSEED PROJECT。更にPBPコットンで作った製品を販売して消費者の方々に届けるところまでが当社の取り組みです。PBPの活動を通じて、糸～製品まで透明性の高い、本当の意味でのサスティナブルなオーガニックコットンの流通によってインドの綿花栽培農家を支援するため、より多くのパートナーにこのプロジェクトに参加していただき、サスティナブルな社会の実現を目指します。